2013年03月01日

微小粒子状物質(PM2.5)について環境省指針等

ここ最近、中国の大気汚染が深刻です。
とくに微小粒子状物質(PM2.5)は、東シナ海上空を浮遊して、福岡にも流れてきています。

ときより、1立方メートルあたり40μg以上という観測がでたりしています。



【画像はイメージです。(2010年5月に撮影)】


日本も対策を講じずにはいられません。
一昨日、環境省よりその指針が出されました。

以下、NHK福岡放送局のアカウントのツイートを、勝手に引用、すこし加筆・整理してみました。m(__)m



高性能の防じんマスクであればPM2.5の吸入を減らす効果があります。
使用する場合には、顔に密着するように着けなければ十分な効果が期待できないが、着用すると少し息苦しいため、長時間の使用には向きません。

空気清浄機については、一部の製品はPM2.5除去の有効性が確認されているが、効果はフィルターの有無や性能など機種によって異なるため、使用する場合はメーカーに効果を確認する必要があります。

国立病院機構福岡病院の小田嶋博副院長によると
「70μgを超えなければ、一般の人にとっては健康への影響を心配する必要がないと思う。
呼吸器が弱い人やぜんそくがある場合には、薬の服用やうがいなどの対策を」ということです。



PM2.5と黄砂について…
3~5月は黄砂が日本に多く流れてくる時期です。

国立環境研究所の清水厚主任研究員によると
「黄砂に伴い1日の平均濃度が1立方メートル当たり70μgを上回る値が観測される可能性がある。
呼吸器系の持病のある人などは、濃度が高い日は外出を控えるなどの対応を」ということです。



福岡市内の6つの観測地点で「1日平均70μg超え」は、おととし3月の観測開始以降、4回ありました。
おととし5月2日には、南区大橋で105.5μgを観測しました。


……

福岡市は、PM2.5の観測地点を現在の6か所から新たに博多区千代の千鳥橋と城南区長尾の2か所にも設置。
今日3月1日から運用開始しています。



福岡市他県内各観測所のPM2.5のデータは、以下のリンクから確認できます。
http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/taiki-new/Nipo/OyWbNpKm0151.htm



身を守るのは自分自身ですが、中国本土では福岡よりももっと深刻化してきていることは、頭にいれておかなければいけません。
一刻も早く、中国の対策を…とは、誰もが思うことなんですがね。



同じカテゴリー(雑談)の記事
 熊本地震から1年 (2017-04-14 10:00)
 赤坂門市場の近況(20170314) (2017-03-15 10:00)
 世界一受けたい授業で紹介された福岡市の魅力のまとめ #福岡 (2017-01-29 10:00)
 横綱・稀勢の里誕生で4横綱時代到来! #sumo (2017-01-26 10:00)
 マイングリニューアル1周年記念!秋山幸二氏トークショー!(20161211) (2016-12-12 10:00)
 博多祇園山笠のユネスコ無形文化遺産登録を祝うくす玉割り!(20161201) (2016-12-02 10:00)

Posted by けいたん at 09:00 │雑談