2019年03月25日
門司港駅を見る2019
門司港駅に行ってきました。
国の重要文化財に指定を受けている駅舎の老朽化に伴い、2012年末から約7年がかりで、大正時代の姿の外観にリニューアルする改修工事を行っていた門司港駅駅舎。
改修工事期間中、門司港へはほとんど足を伸ばしていませんでしたから、かなり久しぶりです。
3月10日にはグランドオープンの式典が行われましたが、当日は悪天候で行かずじまいで、日を改めて…。
天神から高速バスと路線バスを乗り継いで門司港に着いたのは午前8時前だったので、まだ観光客も少な目。
狙うなら早朝が良さそう。訪問したのが平日なので、ゴールデンウィークなど休日はあまり参考にはならないかもしれません。

▼参考までに改修工事前の門司港駅

こうして比較すると分かりやすいですが、だいぶ変わりましたね。
以前あった正面の上家が取り外されましたからすっきりした印象も受けます。(駅名板も撤去されています)
午前8時過ぎには噴水も上がりはじめました。ここからは頻繁に噴水も上がります。噴水入れたくないっていうなら、やはり早朝がおすすめかもしれませんね。

では、駅舎内へ…


自動券売機横の切符売り場の跡といいましょうか、こうした細かい部分もしっかり復原されています。
昔はここで口頭で目的地までの切符を買っていたのだろうなぁ…。

みどりの窓口と観光案内所
旧 一・二等待合室と呼ばれていたところ。一応、自動ドアになっています。先進的です。

中に入ると、壁には黒板…ではなく、飾り壁と呼ばれるものだそうで、改修工事で発見されたものだという。それを復元したそうで、一部切り抜かれている箇所は当時のものだそうです。こんなのが駅に隠されていたとは知らなかったです。
鏡と暖炉もまた、時代を感じさせてくれます。

1階部分で今回目玉ともなったひとつ、スターバックス。スタバです。
奥には、改修工事にあわせて新設された2階に伸びるエレベーターがあります。
スタバができたのは、旧 三等待合室と呼ばれたところ。工事前はここに定食屋さんがありましたね。
レジ前のカウンターテーブル、写真ではわかりづらいですが、足元には使い古された線路が使われています。

ちなみに、レジ横にスタバの歴代ロゴがデザインされたヘッドマーク調のものが展示されています。
スタバにはコンセントはありませんが、Wi-Fiが使えます。営業時間は8時~21時までなので、朝活もバッチリです。
通常の店舗とメニューも変わらないので、人気スポットとなりそうですね。
待合室(旧 小荷物取扱室)は駅舎と改札口との間の右手(海側)に出入口があります。以前は駅舎内から入れたとおもうのですが。
待合室内には、改修工事の際に見つかったものが展示されていたり、北九州市出身のわたせせいぞうさんのイラストも展示されていたりします。(わたせ先生の作品は著作権絡みの関係でお見せできませんが、訪れた際には是非ご覧になられてみてください。)

2階は午前10時から開放されます。
写真は通路。エレベーターがある海側から撮ったもの。

旧次室と旧貴賓室が公開されています。
旧次室には入れました。何もないですが、ホームを見渡すことができます。時間帯によっては、こんな風にいい感じで日が入り込みます。(加工済)


ホームの雨避けの屋根は変えられていませんね…。
旧貴賓室

その向かい側(駅舎正面側)には、かつて営業していた『みかど食堂』が、NARISAWAで知られる成澤由弘シェフのプロデュースで復活。火曜日は休業日です。
また、内部は公開していないとのことなので注意。利用状況によっては、旧貴賓室を活用することも予定にあるのだそうです。(マットレスが敷かれているのはそのためだったのかなと。)
かつてのみかど食堂のことを言えば、屋根裏に厨房があったんだとか…いまでは考えられません。
エレベーター前のガラス張りの内部には部材が多く残されいますが、上棟祭執行の銘板が掲げてあります。

訪問日は火曜日だったので、『ななつ星in九州』を。まあ、これに合わせて門司港行ったのも同然ですなのですが。

オマケ
門司港駅のスタンプです。デザインも新調されました。

落ち着いたら…また機会を作り改めて行こうかなと思います。知らなかったことも発見できるでしょうからね。
国の重要文化財に指定を受けている駅舎の老朽化に伴い、2012年末から約7年がかりで、大正時代の姿の外観にリニューアルする改修工事を行っていた門司港駅駅舎。
改修工事期間中、門司港へはほとんど足を伸ばしていませんでしたから、かなり久しぶりです。
3月10日にはグランドオープンの式典が行われましたが、当日は悪天候で行かずじまいで、日を改めて…。
天神から高速バスと路線バスを乗り継いで門司港に着いたのは午前8時前だったので、まだ観光客も少な目。
狙うなら早朝が良さそう。訪問したのが平日なので、ゴールデンウィークなど休日はあまり参考にはならないかもしれません。
▼参考までに改修工事前の門司港駅
こうして比較すると分かりやすいですが、だいぶ変わりましたね。
以前あった正面の上家が取り外されましたからすっきりした印象も受けます。(駅名板も撤去されています)
午前8時過ぎには噴水も上がりはじめました。ここからは頻繁に噴水も上がります。噴水入れたくないっていうなら、やはり早朝がおすすめかもしれませんね。
では、駅舎内へ…

自動券売機横の切符売り場の跡といいましょうか、こうした細かい部分もしっかり復原されています。
昔はここで口頭で目的地までの切符を買っていたのだろうなぁ…。
みどりの窓口と観光案内所
旧 一・二等待合室と呼ばれていたところ。一応、自動ドアになっています。先進的です。
中に入ると、壁には黒板…ではなく、飾り壁と呼ばれるものだそうで、改修工事で発見されたものだという。それを復元したそうで、一部切り抜かれている箇所は当時のものだそうです。こんなのが駅に隠されていたとは知らなかったです。
鏡と暖炉もまた、時代を感じさせてくれます。
1階部分で今回目玉ともなったひとつ、スターバックス。スタバです。
奥には、改修工事にあわせて新設された2階に伸びるエレベーターがあります。
スタバができたのは、旧 三等待合室と呼ばれたところ。工事前はここに定食屋さんがありましたね。
レジ前のカウンターテーブル、写真ではわかりづらいですが、足元には使い古された線路が使われています。
ちなみに、レジ横にスタバの歴代ロゴがデザインされたヘッドマーク調のものが展示されています。
スタバにはコンセントはありませんが、Wi-Fiが使えます。営業時間は8時~21時までなので、朝活もバッチリです。
通常の店舗とメニューも変わらないので、人気スポットとなりそうですね。
待合室(旧 小荷物取扱室)は駅舎と改札口との間の右手(海側)に出入口があります。以前は駅舎内から入れたとおもうのですが。
待合室内には、改修工事の際に見つかったものが展示されていたり、北九州市出身のわたせせいぞうさんのイラストも展示されていたりします。(わたせ先生の作品は著作権絡みの関係でお見せできませんが、訪れた際には是非ご覧になられてみてください。)
2階は午前10時から開放されます。
写真は通路。エレベーターがある海側から撮ったもの。
旧次室と旧貴賓室が公開されています。
旧次室には入れました。何もないですが、ホームを見渡すことができます。時間帯によっては、こんな風にいい感じで日が入り込みます。(加工済)
ホームの雨避けの屋根は変えられていませんね…。
旧貴賓室
その向かい側(駅舎正面側)には、かつて営業していた『みかど食堂』が、NARISAWAで知られる成澤由弘シェフのプロデュースで復活。火曜日は休業日です。
また、内部は公開していないとのことなので注意。利用状況によっては、旧貴賓室を活用することも予定にあるのだそうです。(マットレスが敷かれているのはそのためだったのかなと。)
かつてのみかど食堂のことを言えば、屋根裏に厨房があったんだとか…いまでは考えられません。
エレベーター前のガラス張りの内部には部材が多く残されいますが、上棟祭執行の銘板が掲げてあります。
訪問日は火曜日だったので、『ななつ星in九州』を。まあ、これに合わせて門司港行ったのも同然ですなのですが。
オマケ
門司港駅のスタンプです。デザインも新調されました。

落ち着いたら…また機会を作り改めて行こうかなと思います。知らなかったことも発見できるでしょうからね。