2021年03月29日

鹿島本館が解体される【福岡市初の国の登録有形文化財!】

福岡市博多区冷泉町。
櫛田神社の参道沿いに建つ「鹿島本館」。

2006年12月、福岡市内の建造物では初めて、国の登録有形文化財の指定を受けています。
大正末期から昭和初期に旅館建物として建てられた数寄屋造りの建物3棟が、その指定対象です。

コロナ禍前は、内装や中庭などが、外国人観光客の宿泊先としても好評を博していました。全盛期は修学旅行生なども宿泊に利用していたそうですね。
なによりも、宿泊代金も比較的リーズナブルだったからそうですが…。



自分は何度も近くを通るのですが、久しぶりに通ると…白い防音シートで覆われていました。
付随する「コーポ鹿島」が解体され、「鹿島本館」も、一部分がすでに解体が進んでいました。




▼現場に貼られている書類の写しをみると、解体工事のようです。


3月16日からとあるので、まだ2週間弱しか経っていませんね。
突然のことにちょっと驚きです。



▼昨年撮影した鹿島本館



▼「国の登録有形文化財」の銘板



コロナ禍で経営悪化でしょうか。改装工事だとしても配慮はすると思いますよね。
それに、その建築に係わる旨の看板が立つはずですものね。

ここ数年、全国各地の国の登録有形文化財も同じように解体されることが続いています。
やはり、建物の老朽化、後継者がいなかったり、もっとも修繕など維持費などもかかります。何より、いまはコロナ禍…。


繰り返しになりますが、福岡市で初めての国の登録有形文化財に指定された建造物だけに、建物だけは残してしてほしかったですが…ただただ残念です。



☆ 福岡市博多区冷泉町3-11  


2021年03月24日

【ランパスdeランチ】月婷

ランパスdeランチ。
今回は、博多駅南にある「月婷」(つきてい)を紹介します。ランチパスポート初掲載のお店です~。

場所は、百年橋通り沿い。瑞穂交差点(博多駅からだと筑紫口を出て筑紫通りとのクロス。右折直後)から、美野島方面にある、ビルの2階にあります。
つい迷ってしまったのか、周りを1周したのはここだけの話…汗。(ちょうど裏のほうにはミシュランガイドにも載っている「葉隠うどん」があります。これが目印となるかもですね。)


フレンチやハンバーグステーキなど鉄板焼きの料理を扱っていますが、ランチパスポートでは「月婷オリジナルチーズ焼きカレー」をいただけます。


まずはセットについてくるサラダから。



しばらくして、焼きチーズカレーが来ました。
スキレットで提供されるので、最後までアツアツのままなのが良いですね〜。周りはおこげもできていましたよ。



個人的に、辛さもボリュームちょうどよかったです。途中から卵も絡めていただきましょう。


時間帯のせいか、一人貸切状態でしたが、それでも、支配人さんと従業員さんが明るくお出迎えしてくれましたし、いろいろお話もすることができました。
以前、めんたいワイドで紹介されたそうで、そのときもお客さんがたくさん来られたのだとか。


食後は、コーヒーをサービスしていただきました。(あくまでもサービス。本来は別途の注文になるかとおもいます。)

ということで、ごちそうさまでした。これはリピートしなきゃだめでしょう〜。ぜひランパス掲載を続けてほしいです。(^ω^)ノ




月婷
福岡市博多区博多駅南2−3−18 大真ビル2F  


2021年03月11日

【ランパスdeランチ】担々麺 あづま屋

3月10日〜、ランチパスポート天神・博多のVol.28が刊行されました。
今回も新規掲載店舗がいくつも登場。嬉しい限りです。6月9日までなので、リピート店を含めて、あちこちランチを巡ろうと思います。

早速ですが、天神にある「担々麺 あづま屋」を紹介します。
あづま屋は東区の若宮に本店がある30年以上続く人気店です。自分も行ったことがあります。そして、今回紹介する天神や、櫛田神社の近くなんかにも店舗を構えています。

今回、ランチパスポートでいただけるのは、「赤の担々麺」と、担々麺とともに人気の「オムライス」の小がセットになっていて、とてもお得です。
自分が来たときも先客の片手にはすでにランチパスポートが…店内も普通のお客さんも含めて多くいらっしゃいました。人気店だけありますね〜。

ちなみに券売機がありますが、ランパス利用では店員さんにランチパスポート提示しながら注文・その場で支払いという形です。

担々麺は、麺や辛さも選べるのがポイント。自分は、デフォである中華麺に中辛にしました。

メニュー表など見ながら待っていると到着〜。
白胡麻ベースに鶏ガラや豚骨など様々な素材で仕上げた特製スープに、肉そぼろ・刻みネギを加え、ほろ苦さがクセになる菜の花がトッピングされています。
なにより、肉そぼろの塊が良いですね〜。スープを一口啜って、さっそく溶かしていきましょう。




(替玉もできるのですが、オムライスもあるので止めました。)

しばらくして、オムライスも登場。
あづま屋のオムライスは、担々麺のスープと肉そぼろとともに炊いたご飯の上にふわとろのたまごが乗っていて、デミグラスがかけられています。





ランパス初日から満腹度◎。満足度も◎。ランチライムだけではなくて夕方からも、さらに土日祝も利用できます。いつ来ても味わえるのでいい事づくしです。




担々麺 あづま屋 (天神店)
福岡市中央区天神3-16-15  


2021年03月07日

新生飯店に新天町倶楽部その他deランチ!

ランチパスポートVol.27の利用可能期間が2月28日で終わり、Vol.28発売・利用可能期間開始(3月10日)まで「空白の10日」。

こういうランチタイムに困ったときこそ、気になる店に行くのもいいですね〜。



まずは、新生飯店。
昨年、コロナ禍でランチパスポートが休刊となり再刊するまでに1度行きましたが、今回もちゃんぽんを注文。620円。
レンゲ、まだ立っていますよ〜。おっちゃんもおばちゃんも元気です〜。


雨の日だったので、このラードと塩気も強い癖になるスープが身体に染み渡ります。。w

あと何回行けるかな〜?ということで、話によると、閉店する時期はまだ決まっていないそうです。楽天地次第なのでしょう。
本音はそろそろ決めてほしいらしいですが、移転先も決められていないそうです。MMTビルの解体も確実に進んでいるし、体力的なこともあろうし、なおさら心配です。



笑顔が憎いわ~(^ω^)




新天町商店街の社員食堂でもある「新天町倶楽部」へ。


チキン竜田定食(620円)
噂には聞いていましたが、質、落ちたのかなぁ。というか、チキン竜田は揚げ置きでした。

鍋を振るうシャカシャカ音も聞こえない…アカンでしょうが…



しかし、新天町倶楽部といえば、ふわとろ卵のオムライスですよね。この時はすっかり忘れていましたので、次回行きます!
壁面にある新天町の宝物でもある岡本太郎の『挑む』も久しぶりに拝めたので、先生から元気をわけてもらいましょう…!



福岡市役所食堂
福岡市役所15階にある市役所食堂へ。コロナ禍では月1、2で行っていましたが、ランチパスポート再刊後はガクンと減りました…。

今回は、親子丼(400円)を注文。混雑緩和のため、ランチタイムのピークを過ぎてから行きました。
注文を受けて作りたてを出してくれるので少し待たさせましたが、鶏肉が思いの外ゴロゴロ入っていました。地味に嬉しい。




市役所食堂も閉店することが決まっていますね。気軽かつ手頃な価格のランチスポットではありましたけど…。



SURAJ

以前も紹介しましたが、インドカレーのお店です。
テイクアウトはいまも水鏡神社の鳥居横で続けられていて、変わらず、日替わりで3種類のカレーが用意されていいます。
500円でインドカレー…本当にお財布にも優しいです。

今回はダールチキンカレーを注文。緑豆とチキンのカレーですね。
なんといっても鶏肉がゴロゴロ入っていたです。スパイシーで、白ごはんと相性もよかったです。




ランチパスポートでも1000円のプレミアムランチで提供していますが、やっぱり、テイクアウトの日替わりカレーのほうがおすすめだったりします。いろいろ選べるのでね。




振り返ると、見事に鶏肉ばっかり。無意識にたんぱく質たくさん摂っています(^ω^)


紹介したお店のアクセス情報他は割愛。言わずもがなですからね。  


2021年02月06日

櫛田会館は○○の跡地だった!山笠が東長寺前を通る理由もここから!

昨日(2月5日)の記事でざっくりと載せましたが、櫛田神社の境内に「櫛田会館」という建物があります。

櫛田会館は令和7年の式年遷宮に向けて、現在の建物を解体させたのち、新しい建物が建てられます。





この櫛田会館が建てられたのは、さすがに明治以降です。
しかし、この建物が建てられる前、ここにはなにがあったのでしょうか。櫛田神社の境内には変わりはありません。



博多祇園山笠の追い山ルートに、大博通りに面した東長寺の前を廻るのはご存知でしょう。
そこには山笠シーズンには清道旗が立てられています。




この先にある承天寺こそ山笠の発祥の地で知られていますが、しかしなぜに東長寺も廻るのですか?
祇園町の交差点を直進すればいいのに、わざわざUの字みたいにクルッと廻るのは無駄ではないですか?


歴史を紐解くって面白いもので…


東長寺は、追い山の始まりのときは休憩ポイントでした。

いやぁ〜昔の博多っ子って、実にのんびり屋さんですね〜。
いまの追い山は5kmあるコースを30分そこそこというハイペースで駆け抜けるのにな〜。(^^)


って、、いやいや…
休憩していたといったそういう記述も残っているらしいけど、それだけでブログの記事にするわけがないです。


……


実はこの櫛田会館が建っているところには、神護寺というお寺がありました。

この神護寺は遍照院という寺号でも知られ、かつては東長寺の末寺でした。
お寺はいまでこそ現在の篠栗町(現「石原山 遍照院」)にありますが、古くは、櫛田神社の境内、すなわち、この櫛田会館が建っているところにあったそうです。



時をさらに過去に戻してみましょう。
東長寺は、806年、唐から帰国した空海(弘法大師)が博多に滞在したときに創建されました。
ずばり、密教が東に長く伝わるように祈願されて「東長密寺」と名付けたそうです。

その後、福岡藩第2代藩主・黒田忠之によって再興されて現在地に移されたことで、黒田家の菩提寺の一つにもなっています。(境内にはいまも黒田忠之の墓などがある。)


東長寺の境内に「六角堂」というのがあります。
六角堂は1842年建立で、弘法大師像の他6体の仏像が置かれています。





この六角堂こそ、櫛田神社境内の神護寺に建てられていたものなのです。

さらに神護寺は、神仏習合の時は櫛田神社を管理していました。
つまり、櫛田神社にはその当時は正式な神官が不在だったので、神護寺の住職が櫛田神社の神官も兼ねていたのだそうです。

しかし、明治初期の廃仏毀釈によって、寺は無住となってしまいます。
そしてさらに明治36年には、本尊だった庚申尊天(県の重要文化財)とともに現在地(前述のように篠栗町の「石原山 遍照院」として)に移ったのです。

前述のように、明治に入ってからの廃仏毀釈によって、六角堂は本山でもある東長寺に移され、櫛田神社はこのときに独立したのでした。


ちなみに、『筑前名所図会』という古い書物の中にある櫛田神社境内を描いた挿し絵が載っていて、このなかで神護寺のあたりに「本地寺」という文字と絵が見られます。この本地寺が神護寺とされているようです…。

▼「筑前名所図会」((注)PDF)の挿し絵
https://www.nakamura-u.ac.jp/library/kaibara/archive05/pdf/d32.pdf
櫛田神社の挿し絵は、この資料(PDF)の7ページにあります。今の櫛田会館のあるあたり(松の木っぽいのが描かれている右下付近)を拡大させていくとわかりやすいかもです。

過去の廃仏毀釈で神社と寺が分離された現代、それでも現在に至るまで山笠と切っても切れない関係なのは、こうした歴史があるからなのですね。
いまの櫛田会館の外観もどことなくお寺の本堂っぽくも見えますねー。

(櫛田会館の解体されたあとに、文化財保護の発掘調査があるかもしれないですが…遺構がどうなっているかも気になりますね。)


▼「石原山 遍照院」の公式サイト…にも解説が載っています。(^^)
http://sasaguri-henjoin.com/index.html  


Posted by けいたん at 10:00名所めぐり撮影博多祇園山笠地域情報