2019年07月11日

博多祇園山笠2019(#3)中洲流の流舁き

7月10日、博多祇園山笠は、静から動へ…『流舁き』が行われました。
数年ぶりに雨中の流舁きとなりました。今年は梅雨入りも遅かったですし、まあ仕方ないかなとも言えます。

中洲流では例年通り、16時にはじまりました。





宮総代の旗も、令和仕様に(^^)




ちなみに、中洲流では、昨年の集団山見せで台上がりを務められた、作家の辻仁成さんの原作ならびに監督を務められる映画『真夜中の子供』の撮影も並行して行われていましたので、撮影スタッフもたくさんでした。
辻さんの姿ももちろん見られました。


雨中の撮影お疲れ様です(..)

もしかしたら、どこかで映ってしまっているかも…。  


2019年07月02日

博多祇園山笠2019(#2_番外編)飾り山の展示場所に変化

令和最初の博多祇園山笠。今年度、十一番山笠「博多リバレイン」と十二番山笠「天神一丁目」の飾り山の展示場所が変更になっています。


「博多リバレイン」は例年、明治通りに面したところに展示されていました。
山笠期間はちょうど梅雨時なので雨風などに晒されます。時には台風接近で飾り山が収まっている山小屋が強風で揺さぶられることも…。そうしたこともあり車道側に倒れるかもしれないというリスクもあり、今年度からは、博多リバレインとホテルオークラの間に展示場所が移りました。
山小屋がなくなり吹きさらし…少々寂しい印象を受けますが、ここなら、多少の雨風は凌げますし、安心して見れることでしょう。真横にあるエスカレーターで2階に上がって、上から見るのもアリじゃないでしょうか。




「天神一丁目」は例年、天神大丸とエルガーラの間のパサージュ広場に展示されています。
今年、イムズが開業30年を迎えたことを記念して、はじめて、イムズにて展示されます。ソラリア同様、建物の吹き抜けがあることも決め手になったようで、見上げるだけではなく、真上や真横…どこからでも見れるのがいいですね。
イムズは再来年度(2020年8月末)に閉館することが決定していますし、どのみち、最初で最後の展示になるかもしれませんので、山笠とイムズそれぞれの歴史に刻まれることでしょう。

  


2019年07月01日

博多祇園山笠2019(#1)舁き山一覧

778年目、令和最初の博多祇園山笠がいよいよはじまりました。
今年も全7流の舁き山+動く飾り山と動く飾り山笠を紹介していきます。

一番山笠 千代流
「忠勇無双慶雲輝」(ちゅううんむそうけいうんにかがやく)

(千代2丁目 千代交番裏)


二番山笠 恵比須流
「福徳圓満譽」(ふくとくえんまんのほまれ)

(大浜分団前)


三番山笠 土居流
「武蔵坊辨慶」(むさしぼうべんけい)

(ヒロカネ前)


四番山笠 大黒流
「一片好風光」(いっぺんのこうふうこう)

(須崎町 石村萬盛堂本店裏)


五番山笠 東流
「度胸千両散如花」(どきょうせんりょうちるははなのごとし)

(上呉服町 呉服町ビジネスセンタービル前)


六番山笠 中洲流
「神武中洲志」(じんむちゅうしゅうをこころざす)

(中洲4丁目 ホテルリソル前)


七番山笠 西流
「道一筋不謁二君」(みちはひとすじにくんにまみえず)

(住友林業リフォーム前)


八番山笠 上川端通
(表)「神武東征誉」(じんむとうせいのほまれ)

(見送り)「三人形」(みつにんぎょう)

(上川端町 熊本銀行前)  


2019年06月21日

G20オリジナルハカタオフクを見る(#3)

6月8~9日、福岡市で、G20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。
各国から来福した大臣をおもてなしする気持ちを込めて今回のために制作された、29か国等のオリジナル博多人形「ハカタオフク」が、6月11~16日に福岡市美術館で展示されました。

九州産業大学芸術学部の学生が29か国それぞれの国のイメージをデザインし、それを基に博多人形商工業組合の人形師約10名がが博多人形に絵付けをし、29種類のオリジナル「ハカタオフク」を完成させました。
なお、解説文は原文ママです。(学生さん、誤字があるのは気のせいですか?)



トルコ 【学生氏名:森遥花 人形師:光石貴】
着物はトルコの国旗の赤をメインカラーに、国旗のマークである月と星を袖に配しています。トルコの民族衣装をイメージして、トルコ帽と髪飾りをアレンジしました。帯のお太鼓には、トルコが減算地のチューリップを描いています。



インド 【学生氏名:松田かりん 人形師:梶原正二】
着物の色は国旗をイメージする3色を基本とし、柄はインドの女性が着用する民族衣装をモチーフにデザインしました。帯のお太鼓にはインドを象徴する像を取り入れ、よりインドらしくなるよう工夫しました。



スイス 【学生氏名:水野沙織 人形師:多田明正】
スイスの国旗の色を基調に、帯のお太鼓には国旗そのものを表現しています。着物の柄や簪は、アルプス山脈でもっとも有名なマッターホルン、伝統的な楽器アンプホルンをモチーフにしています。



イギリス連邦 【学生氏名:河野萌伽 人形師:光石貴】
イギリスを強くアピールするために、着物全体に国旗の柄とアレンジしました。帯は雰囲気を占めるように暗めのシルバーを用い、お太鼓にはロンドンの象徴とも言えるビッグ・ベンを、髪飾りに伝統的なタータンチェックを入れて見ました。



インドネシア 【学生氏名:本田美裕 人形師:小副川太郎】
インド根氏の特産品であるバティックの自然な柄を、日本の伝統工芸品である博多人形の着物の柄に取り入れ、新しい雰囲気を追求しました。国旗の紅白の色が引き立つように着物は水色にしました。



タイ 【学生氏名:森匠 人形師:梶原正二】
人形の着物は、タイの国旗をモチーフに、髪飾りにはタイで親しまれているデンファレを使い全体としてタイらしさを表現しています。帯のお太鼓にタイでは特別な存在とされる象を配置し、背景を豪華な黄金色で飾っています。



アメリカ合衆国  【学生氏名:川村真緒 人形師:益永栄喜】
アメリカ国旗の赤のストライプと星のマークで着物の柄を大胆に表現し、髪飾りとしてアメリカを象徴する自由の女神の冠をつけました。帯のお太鼓には大きな星のマークと国名を大きく描くことでさらに強調しています。



イタリア 【学生氏名:土井晨司 人形師:小副川太郎】
イタリアにとって身近で特別でもあるワインと、日本の伝統的模様で縁起の良い時に使われる矢羽根柄からヒントを得て、デザインしました。人形の上半身は、バチカンの国旗色をイメージしています。



ベトナム 【学生氏名:隠岐田金助 人形師:田中勇気】
ベトナムの伝統衣装であるアオザイをモチーフにして、アオザイの独特な柄や色をお福さんの着物に取り入れました。帯のお太鼓には、ベトナムの国旗を柄はそのままに色を入れ替えて星を強調したデザインにしています。



以上となります。
どれも個性的でいいですね~。  


2019年06月20日

G20オリジナルハカタオフクを見る(#2)

6月8~9日、福岡市で、G20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。
各国から来福した大臣をおもてなしする気持ちを込めて今回のために制作された、29か国等のオリジナル博多人形「ハカタオフク」が、6月11~16日に福岡市美術館で展示されました。

九州産業大学芸術学部の学生が29か国それぞれの国のイメージをデザインし、それを基に博多人形商工業組合の人形師約10名がが博多人形に絵付けをし、29種類のオリジナル「ハカタオフク」を完成させました。
なお、解説文は原文ママです。(学生さん、誤字があるのは気のせいですか?)




オランダ 【学生氏名:武藤優花 人形師:田中勇気】
オランダの風景にはいつも花が溢れています。そのため帯や髪飾りに花を取り入れ、着物はデルフト陶器のデルフトブルーを裾はミッフィーの作者「ユトレヒト」のブルーナカラーを使用し、民族衣装のフォーレンダムとユルク風にしています。



南アフリカ 【学生氏名:本田遥己 人形師:光石貴】
南アフリカ文化の多様性を表現しました。配色はンデベレ族の民族衣装をモチーフにして、レインボーフラッグのカラフルな色や幾何学模様を多く用い、全体的に統一感を感じられるようにしています。



中国 【学生氏名:陳嵐清 人形師:松尾吉将】
チャイナドレスをモチーフに、襟本にはチャイナドレス特有の二本の房を描いています。着物の柄は霊獣として知られる鳳凰を大きく描き、頭には幸福を意味する赤い中国結びの髪飾りを付けています。



セネガル 【学生氏名:本村日菜 人形師:多田明正】
サッカーのセネガル代表のユニフォームから発想を得ました。着物はセネガルのガラス絵に描かれている色鮮やかな色彩の柄を、頭にはセネガルの女性が身につけるスカーフを巻いて、一見してセネガルと分かるデザインを目指しました。



ロシア 【学生氏名:小林玄 人形師:永野繁大】
ロシアを象徴する民族衣装のサラファンをモチーフにして、着物や帯、髪飾りをトータルにデザインしました。帯はお太鼓にロシアの国旗を配し、帯と着物で国旗のイメージが伝わるように工夫しています。



フランス 【学生氏名:古賀達喜 人形師:梶原正二】
アルザス地方の伝統的な民族衣装をモチーフにデザインしました。
帯の柄に国旗を表現し、フランスを強くアピールしてます。頭にはこのデザインの最大の特徴である大きなリボンをつけました。



シンガポール 【学生氏名:黒木千穂 人形師:後藤人形株式会社】
シンガポールの民族衣装の一つサロンケバヤをモチーフにデザインしました。着物や襟の色はライオンシティと呼ばれる風土や民族を表現し、サロンケバヤの柄は代表的な建造物を施しています。



サウジアラビア 【学生氏名:西川実有子 人形師:永野繁大】
サウジアラビアの女性の衣装の一つである「ニカブ」をモチーフに、口や鼻を覆い、色はニカブでよく用いられる黒と国旗の緑でコーディネートしています。国旗のコーランの一節と剣を着物の袖に配し、金色の線は国の繁栄の意味を込めています。



ドイツ 【学生氏名:今給黎美空 人形師:戸畑茂四郎】
ドイツの代表的な衣装に、若い娘やお嬢さんという意味がある「ディアンドル」をモチーフに着物全体をデザインしました。髪飾りも色調を合わせ、帯のお太鼓にドイツ国旗を用いることでドイツらしさをアピールしています。



スペイン 【学生氏名:那須将弥 人形師:多田明正】
スペインの巨匠アントニ・ガウディがデザインしたグエル公園の壁を、博多人形の柄のモチーフにしました。グエル公園は自然と芸術が調和した市民の憩いの場と聞いており、それを福岡の伝統工芸品に再現しました。





#3へ続きます~