キハ31形の座席にあった収納式テーブル
JR九州のキハ31形の座席には、東海道新幹線開業当時の0系に使用されていた転換クロスシートが採用されています。
これはキハ31形の製造が国鉄末期だったこともあり、製造費を削減していたこともあります。
新幹線で転換クロスシートだなんて、今おもえば馬鹿げたものです。
しかし、この転換クロスシートは、人間工学に基づいて設計されたもので、背もたれはちょうどい角度となっているのです。
キハ31形においても、そんなに疲れることはありません。
ということで、50年近く経ったいまでも、開業当時の形見が残っているということになります。
(0系は、2008年に山陽新幹線を最後に引退済。山陽新幹線で最後まで残っていたのは、30年くらい前に製造された編成がほとんど。)
今回取り上げるのは、2004年に撮影したものなので、10年近く前になりますが…
当時、肥薩線で運行されていたキハ31形。もちろん、転換クロスシート。
その転換クロスシートに、初期の0系の名残りともいえる収納式のテーブルが残されていました。
いまでこそテーブルは撤去されたり、鉄板で塞がれてしまっていますが、当時はまだテーブルを引き出して、実際に使うこともできました
今思えば、テーブルのサイズは小ぶりです。お弁当を乗せるくらいしかできないと思います。
次第にこうしたのがなくなっていくのですよね。寂しい限りです。
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