太宰府巡り(#3)―戒壇院
戒壇院は、天平宝字5年(761年)、西海道諸国の僧尼の受戒場(正式な戒律を授けられて、正式に僧や尼となる場所)として観世音寺に置かれたのが始まりとされています。
その後、戒壇院は観世音寺49子院の一つとして、常にその盛衰を観世音寺と共にし、南北朝、戦国の争乱の中で、兵火にかかり焼失したものの、仏像だけは残存していました。
江戸時代、様々な人物の尽力により幾度も再興されましたが、元禄16年(1703年)に福岡藩の裁定により観世音寺から分離独立し、臨済宗となり、現在に至っています。
現在も檀家はないものの、7月初旬の大般若祈祷会には、現在でも多くの参拝客を集めており、観光地のみならず信仰の場としても、戒壇院は崇敬を集めています。
(太宰府市『太宰府市史 民俗資料編』より)
※シリーズ#2~#4の各本文は、西都 太宰府さんより引用です。m(_ _)m
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