鴻臚館跡
鴻臚館(こうろかん)は、古代(飛鳥〜平安時代)の迎賓館に相当する施設で、唐(中国)や新羅(朝鮮)の外交使節や商人をもてなしたほか、日本の遣唐使の送迎にも使用されたとされていたとされています。
1987年に平和台球場の外野席改修中に発見され、かつてテニスコートだった場所には現在、鴻臚館跡展示館として、館内では一部復元されていますが、ここで発掘された状態が見れます。
のちに本格的な発掘調査で平和台球場は解体されましたが、いまもなお発掘は進んでおり、新たな発見が続いているようです。
データ
鴻臚館跡(こうろかん)
所在地:福岡市中央区城内1
国史跡指定日:2004年9月30日
指定面積:48,027平方メートル
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