ハチロクに火入れ
昨日のローカルニュースでもありましたが、昨日16日、JR九州の小倉工場で、「あそBOY」の名で親しまれた、ハチロクこと58654号機(形式・8620)に、火入れが行われました。
2005年8月に運転終了後、小倉工場にて修繕されていた58654号機に、蒸気の火がついたということになります。
来年2月に試運転を開始し、4月25日に「SL人吉号」として肥薩線で復活運転(熊本~人吉間)、年120~150日程度の運転予定です。
写真は、10月に行われた、小倉工場まつりにて公開された、修繕中の58654号機です。
滅多に見る機会がないこの姿は、いつまでも心に残りそうです。
58654号機は先日引退した0系よりも大先輩になり、設計図の再現や部品調達などで一苦労したと聞いています。
4億円という修繕金額は決して無駄にはしたくない、そんな小倉工場の社員が一丸となって再び組み立てたわけですから、今回の火入れ式は、ひとつの集大成であると思います。
復活したあかつきには、ぜひ乗りたいものです。
運転終了の1年ほど前に「あそBOY」として豊肥本線で、乗ってはいますけどね。(^^;)
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