ゆふいんの森号に1両増車し5両化【最近の気になる鉄道ニュース】
10月21日の朝日新聞デジタルの記事に、気になるニュースを発見した。
それは、JR九州の観光特急でもある『ゆふいんの森』に中間車両を1両増備し、5両編成とするものだ。
ゆふいんの森、客車新造へ JR九州、外国客取り込み
2014年10月21日05時12分
JR九州は20日、大分の観光地・由布院や別府と博多を結ぶ観光列車「ゆふいんの森」の客車を 16年ぶりに新造し、早ければ来年中に座席数を増やす方針を明らかにした。
ゆふいんの森は4両ずつの2編成。 新しい方の編成を、来年にも1両増やして5両 編成にする。 客車の新造は、この車両が運転を始
めた1999年以来16年ぶり。座席数は2編成全体で計1割強増える見込みだ。
(以下省略)
http://www.asahi.com/articles/ASGBN42H3GBNTIPE011.html
記事中の新しい方の車両というのは、こちら。
キハ72形ですね。
JR九州のサイトには、プレスリリースが出ていないため、信憑性についてはわかりませんが…
ゆふいんの森は、久大本線も支える人気列車には変わりはなく、全車指定席であっても、なかなか指定席が取れないのも事実です。
JR九州ではこれまでにも、中間車両を増備してきたケースはいくつもあります。
現在、豊肥本線で運行されている、特急『あそぼーい!』で活躍するキハ183系1000番台や、特急『ソニック』の5両固定だった編成の7両化など。
今回のゆふいんの森の中間車両の増備は、人気列車にありながら遅いほうかもしれない。
ただ、特急ソニックのように、増備された中間車両のつくり(外装も内装も)が885系ぽくなり、従来の883系と異なるといったことは、ゆふいんの森では起こりにくいかもしれないが、16年ぶりということで気になっても仕方がない。
1割程度増えるだけで、果たして成功となるのか。
ところで、ゆふいんの森が検査で運休する間は、『ゆふ』が自由席つきのキハ185形の3両で運行されている。
座席数が大幅に減るわけだし、こちらも中間車両を併結させて4両編成になるのか…。
JR九州の今後の動きが気になります。
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