九州鉄道記念館で「海幸山幸」の車両展示会

けいたん

2012年03月09日 09:00

3月7日、九州鉄道記念館において、観光特急「海幸山幸」のの見学会ならびに撮影会が行われたので、行ってきました。

3週連続で門司港だなんて…(^^;)



「海幸山幸」で使用されている車両は、このために新製されたのではなく、改造車両。
というのも、元高千穂鉄道のTR-400形で、同鉄道が廃線になった後にJR九州が購入したものです。

似ても似つかぬキハ125形に編入されることとなり、400番台を名乗っています。
高千穂鉄道から購入して、改造されて、日南線に投入。同じ宮崎繋がりでよかったですね!



では、車内へ。

車内は2×1の変則シートです。海側は2人掛けシート、山側は単独シートです。
九州新幹線のシートに似たモケット柄が特徴で、1号車が指定席(赤柄)、2号車が指定席と自由席(青柄)になっています。






キハ125-401キハ125-402は連結されているのですが、各車両先頭部には、次駅表示器もあります。
ぱっと見、特急らしからぬ感じに見えますね。



ちなみに宮崎〜田吉間では、にちりん号同様に特急券不要で自由席に乗れるので、ちょいと試し乗りもできますね。(^^)


「A列車で行こう」・「あそぼーい!」・「海幸山幸」と、平日に車両展示が行われてきた理由。
ずばり、それぞれ土日に運行されているため、それと被ることがあれば、運休を余儀なくされるからなんですね。観光特急の特性からも、予備編成もありません。

関連記事