アーカイブ~EF64と幻の“赤富士”~
今回もアーカイブをお送りします。
今回は、2003年、JR西日本の下関総合車両所の一般公開から。
EF64-9と寝台特急「富士」の“幻の赤富士”ヘッドマークです。
EF64は1964年から1982年にかけて製造された直流機関車。
そのなかでも9号機は一次量産車として1965年に川崎車両で製造されました。
新製当初は福島機関区に配属され、民営化時点では高崎機関区へ。そして、JR西日本へ渡り、2008年に解体されました。
2003年の下関総合車両所の公開では、綱引きの役目を果たしていました。
その9号機につけられていたのが、寝台特急「富士」で、幻の“赤富士”と呼ばれるヘッドマークでした。
1985年(昭和60年)3月ダイヤ改正にて、東京~下関間の牽引機がEF66に変更された際、これを機に「富士」のヘッドマークを円形から戦前の「富士」同様の山型のものに変更。
当初「葛飾北斎の赤富士」を模したデザインも検討され、運行を担当する下関運転所内で実際に製作まで行われたが、本採用には至らなかったという経緯がある。
幻の“赤富士”は次第にこうして過去のものに…
ヘッドマークが見られるのは、いまではイベントのときに限られている。
EF64に赤富士のヘッドマークは間違っていることになるんだけど、違った見方もできますね。
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