短命に終わった観光列車「あそ1962」

けいたん

2016年09月07日 10:00

2005年8月に運行を終了した、SLあそBOYの後継として、2006年7月にデビューしたのが、今回紹介する「あそ1962」。
豊肥本線の熊本~宮地間を1日1往復運転。

キハ28・58の2両編成で、全車指定席で運行されていました。
車内はボックスシートになっていて、自転車が置けるスペースも確保されているのが特徴的だった。これは駅からそのまま阿蘇方面へサイクリング…という流れだろうか。

列車名のうち、“1962”とは、キハ58-139が1962年に製造されたことに由来する。

運行開始を目前に控えて博多駅で実施されたの展示会にて。





検査明けの出場。(過去記事から)



しかし、そう長くは続かず、2010年12月をもって運行が終了し、短命に終わった、あそ1962。
JR九州の観光列車のなかでは、地味な存在だったのかもしれない。

車両は今も、熊本車両センターに留置されているらしいですが、なにぶん……。

あそぼーい!の運行が開始されるのは、のちのちのことだ。

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