日本銀行福岡支店が建て替えへ
昨日26日の毎日新聞のネット版に、日本銀行福岡支店の建て替えについての記事が掲載されていました。
日銀:福岡支店を建て替えへ
日銀は26日、福岡支店(福岡市中央区天神)を建て替えると発表した。 老朽化が進んでいるためで、建物は取り壊し、現在地で2017年度ごろ着工し、20年度ごろ完成の予定。
日銀によると、現在の支店は、1951年に完成し、全国32支店の中で最も古い建物だという。ルネサンス様式を主に取り入れ、地下1階、地上3階建てで、延べ床面積は6841平方メートル。敷地面積は6398平方メートル。
新支店の建物の概要は16年度ごろま でに決まる予定。工事期間中は、敷地内で営業を続けるという。【小原擁】
http://mainichi.jp/select/news/20150127k0000m020081000c.html
とのこと。
日本銀行福岡支店は、1941年12月に開設され、 当時は、現在の福岡市赤煉瓦文化館の隣、毎日新聞会館のところにあったそうです。
しかし、1952年に火災により焼失。
現在の建物は、1951年9月から使用開始されました。
ルネッサンス建築を根幹とした設計で、日本銀行の営業所として、戦後初めての鉄筋コンクリート造りの本建築です。
明治通り沿いの再開発については以前も書きましたが、ついに、貴重な建物になるであろう、日本銀行福岡支店の建物までもが…。
半世紀以上もの間、天神というより、福岡の発展を見守ってきただけに、どこかに残してくれないのですかね。
市の文化財くらいは指定されていただろうに、もったいないです。
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