2019年10月23日

熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1

10月5日から熊本城特別公開の第1弾が開始しました。
今回の熊本城特別公開第1弾では、原則、日曜日と祝日のみの公開となっていて、二の丸広場を起点に、西出丸から工事用スロープを通り、平左衛門丸の一部や天守閣前広場の一部に至るルートの公開です。
ちなみに、熊本城特別公開は、第2弾の2020年春に特別見学通路が開通し、第3弾は2021年春に天守閣内部公開と続く予定となっています。
こうなると、何度も見に行きたくなりますねぇ。

なお公開時間は9:00~17:00で、入園は有料になっていて、高校生以上は500円になっています。また、熊本城ミュージアムわくわく座や熊本博物館との共通入園券もありこちらがお得です。
熊本市内の小中学生や65歳以上の方、城主手形をお持ちの方は免除の対象ですが、入園券売り場での入園券の受け取りが必要です。(!)


自分は城彩苑にて入園券を手にして、9時の開門に間に合うように二の丸広場にやって来たつもりですが…すでに行列もできていました。(^ω^)
この日は雲ひとつない快晴。午前中は天守閣前広場側(東側)が順光ですからねー。そりゃ人も多いはずですよ。むしろ、朝から我先にと見たい人もいるはずですね。
左側通行なのでしばらくは一緒に進んでいきましょう。(掲載している画像は時系列ではないことはご了承ください)


二の丸広場から入ってまもなく、西大手門と元太鼓櫓があったところに差し掛かります。どちらも地震で被災しました。特に元太鼓櫓は2018年6月の大雨で倒壊。いずれも現在は部材などが解体保存中です。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1


西大手門の石垣は、今回の特別公開でもわかるように、前面にネットやグリ石を詰めたかごなどで安全対策されています。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1



そこを越えてまず右側に見えてきたのは、南大手門です。
細川氏が肥後入国後に奉行所を置いていた奉行丸に位置します。
南大手門も建物が傾いたのか、鉄骨で支えられているのが分かります。
近くにトイレがありますので、ギリギリのところまで見ることができますよ。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1



さて最初の工事用のスロープを渡ると左側に見えてくるのが、宇土櫓です。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1


続櫓が崩壊してしまいました。宇土櫓も外観上はほぼそのままでしたが、内部が損傷するなどしているため、現在、周囲は立入禁止ならびに内部も非公開になっています。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1



首掛石
揺れで倒れたりもしてなく、目立った損傷もなく、無事なようでよかったです。
横手五郎パワーかも…。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1


宇土櫓向かい側の売店…崩れた瓦や裏手の石垣が崩壊して散乱したままなど、地震発生当時の状況を物語っていました。
熊本2019(#2)熊本城特別公開で見る熊本城近況2019_1




次回は…メインの天守閣ですよ~。



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