2014年11月13日
ネット選挙には候補者も有権者も…【最近の気になるニュース】
連日の気になるニュース。今回も、福岡市長選挙関連。
ネット発信、効果いま一つ 若年層「見ない」の声も
2014年11月12日(最終更新 2014年11月12日 03時00分)
昨年7月の参院選からインターネットを 使った選挙運動が解禁されて以降、初の福岡市長選(16日投開票)。候補者6人のうち、ほとんどの陣営が有権者にアピールしようとネットを活用しているが、関心度アップにつながっているとは言い難いのが現状だ。 投票率の低い若年層からは「ネットで発信されても見ない」と冷めた声も。若者を選挙に引きつけるには?
10日昼、新人陣営のスタッフは午前中の 街頭演説の写真をフェイスブック(FB)に投稿。候補者本人は移動中に短文投稿サイトのツイッターで、日々の思いや遊説日程をつぶやく。1日数回更新を重ねた結果、総アクセスは告示直後の2千件から計8万件に増加。「ネットで見て、演説に来る人も多い」 とスタッフは手応えを口にする。
他の陣営も、ホームページ(HP)などで公約と政策を発信したり、候補者のFBやツイッターの発信を支持者が拡散させたり。ただ、ある選対関係者は「正直、候補者自身がネット世代じゃないので、どこまでやってどれだけ伝わるのか」。効果には懐疑的だ。
ある候補者の街頭演説に拍手を送っていた20代の会社員男性は「友人からのFBの情報で来てみた。一度、(この候補を)見てみたかったから」。一方、やや離れて遠巻きに見ていた20代の女子学生3人組は「選挙に興味ないし、候補者のサイトも見ない」「誰が出ているのかも知らない」と素っ気ない。
市選挙管理委員会は今回、候補者のポスター掲示板(1817カ所)に「QRコード」 を掲載。携帯で読み取ると候補者情報を閲覧できるサイトに誘導する取り組みを始めた。 告示日以降1週間のアクセスは計7417件。1日当たりの平均検索数は、1カ所当たり 1件にも満たない。
西日本新聞社が10月、福岡大学の学生64人を対象に実施したアンケートによると、 日常的に政治家のサイトにアクセスすることが「まったくない」人が48人(75・ 0%)、市長選に関心が「あまりない」「まったくない」も45人(70・3%)。
若い世代の政治への関心を高めるにはどうしたらいいか、との問いに2年生の女子学生 (20)は「投票所を駅周辺などに増やし、投票期間をあと1週間ほど延ばしては」と提案。財政再建や教育問題に関心があるという3年生(20)は「投票しないことが自分の将来にどう影響するか、若い世代は分かっていない。こうしたことがもっと報道されればいいのでは」と答えた。
=2014/11/12付 西日本新聞朝刊=
公選法が緩和され、ネット選挙が解禁されたとはいえ、たしかに…。
前回の福岡市長選では、公開討論会があったり、学生の力が大きかった気がするけど、今回は、それがほとんどといっていいくらい、ない。
学生ですら選挙に興味がないって、生まれも育ちも福岡市民ではない人が増えたのかもしれないね。もしかしたら、歴代の福岡市長の名前もあげられないとおもう。
今回はさらに、衆院解散の話や沖縄県知事選のことばかりに全国の関心が集まっていて、福岡市長選は…。
前回は、大物国会議員もこぞって演説に来ていたのですが、どういうわけか…(^^;
記事本文中にある、候補者がネット世代ではないというのが、政令指定都市の首長選挙として相応しいのか。
もしも、その候補者が当選して、福岡市長になったとして、高島市長のやってきたことを引き継ぐとは思えない。
高島市長は市役所にいないなどと批判されているのもわからなくはないけど、いままで通りに市役所にこもって、下から提出された書類に判子を押すだけなんて、もう、時代遅れなんだよ!そういう意味で、時代が元に戻りそうで怖い。4年間耐えられるか、逆に心配。
150万都市の代表になりたいなら、あちこちに動きまわり、ネットでも情報発信をできる人になってほしい。
だいたいですよ、前回は8人、今回も6人が立候補することが、おかしなことでしょ。政令指定都市とはいえ、異例な事態。
前回の投票率は約44%。前々回を上回ったとはいえ、それでも低い。結局みんな、福岡市を任せられる人間にも興味が示さないんだよね。批判する前に、投票したのかと。
福岡市選挙管理委員会は今回、ホークスの応援歌『いざゆけ若鷹軍団』の替え歌で、今回の福岡市長選をアピールしていますが、その評判も賛否両論っぽいし…。(^^;
現職と元職の戦い、前回と立場が逆になっただけで、前回より投票率が低いと予測します。
ネット発信、効果いま一つ 若年層「見ない」の声も
2014年11月12日(最終更新 2014年11月12日 03時00分)
昨年7月の参院選からインターネットを 使った選挙運動が解禁されて以降、初の福岡市長選(16日投開票)。候補者6人のうち、ほとんどの陣営が有権者にアピールしようとネットを活用しているが、関心度アップにつながっているとは言い難いのが現状だ。 投票率の低い若年層からは「ネットで発信されても見ない」と冷めた声も。若者を選挙に引きつけるには?
10日昼、新人陣営のスタッフは午前中の 街頭演説の写真をフェイスブック(FB)に投稿。候補者本人は移動中に短文投稿サイトのツイッターで、日々の思いや遊説日程をつぶやく。1日数回更新を重ねた結果、総アクセスは告示直後の2千件から計8万件に増加。「ネットで見て、演説に来る人も多い」 とスタッフは手応えを口にする。
他の陣営も、ホームページ(HP)などで公約と政策を発信したり、候補者のFBやツイッターの発信を支持者が拡散させたり。ただ、ある選対関係者は「正直、候補者自身がネット世代じゃないので、どこまでやってどれだけ伝わるのか」。効果には懐疑的だ。
ある候補者の街頭演説に拍手を送っていた20代の会社員男性は「友人からのFBの情報で来てみた。一度、(この候補を)見てみたかったから」。一方、やや離れて遠巻きに見ていた20代の女子学生3人組は「選挙に興味ないし、候補者のサイトも見ない」「誰が出ているのかも知らない」と素っ気ない。
市選挙管理委員会は今回、候補者のポスター掲示板(1817カ所)に「QRコード」 を掲載。携帯で読み取ると候補者情報を閲覧できるサイトに誘導する取り組みを始めた。 告示日以降1週間のアクセスは計7417件。1日当たりの平均検索数は、1カ所当たり 1件にも満たない。
西日本新聞社が10月、福岡大学の学生64人を対象に実施したアンケートによると、 日常的に政治家のサイトにアクセスすることが「まったくない」人が48人(75・ 0%)、市長選に関心が「あまりない」「まったくない」も45人(70・3%)。
若い世代の政治への関心を高めるにはどうしたらいいか、との問いに2年生の女子学生 (20)は「投票所を駅周辺などに増やし、投票期間をあと1週間ほど延ばしては」と提案。財政再建や教育問題に関心があるという3年生(20)は「投票しないことが自分の将来にどう影響するか、若い世代は分かっていない。こうしたことがもっと報道されればいいのでは」と答えた。
=2014/11/12付 西日本新聞朝刊=
公選法が緩和され、ネット選挙が解禁されたとはいえ、たしかに…。
前回の福岡市長選では、公開討論会があったり、学生の力が大きかった気がするけど、今回は、それがほとんどといっていいくらい、ない。
学生ですら選挙に興味がないって、生まれも育ちも福岡市民ではない人が増えたのかもしれないね。もしかしたら、歴代の福岡市長の名前もあげられないとおもう。
今回はさらに、衆院解散の話や沖縄県知事選のことばかりに全国の関心が集まっていて、福岡市長選は…。
前回は、大物国会議員もこぞって演説に来ていたのですが、どういうわけか…(^^;
記事本文中にある、候補者がネット世代ではないというのが、政令指定都市の首長選挙として相応しいのか。
もしも、その候補者が当選して、福岡市長になったとして、高島市長のやってきたことを引き継ぐとは思えない。
高島市長は市役所にいないなどと批判されているのもわからなくはないけど、いままで通りに市役所にこもって、下から提出された書類に判子を押すだけなんて、もう、時代遅れなんだよ!そういう意味で、時代が元に戻りそうで怖い。4年間耐えられるか、逆に心配。
150万都市の代表になりたいなら、あちこちに動きまわり、ネットでも情報発信をできる人になってほしい。
だいたいですよ、前回は8人、今回も6人が立候補することが、おかしなことでしょ。政令指定都市とはいえ、異例な事態。
前回の投票率は約44%。前々回を上回ったとはいえ、それでも低い。結局みんな、福岡市を任せられる人間にも興味が示さないんだよね。批判する前に、投票したのかと。
福岡市選挙管理委員会は今回、ホークスの応援歌『いざゆけ若鷹軍団』の替え歌で、今回の福岡市長選をアピールしていますが、その評判も賛否両論っぽいし…。(^^;
現職と元職の戦い、前回と立場が逆になっただけで、前回より投票率が低いと予測します。
Posted by けいたん at 09:00
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