2013年05月11日

東公園の亀山上皇銅像と天神の桂の影

福岡市の東公園内にある『亀山上皇銅像』と天神の明治通りの一角にある『桂の影』。

この2つの共通点とは…。


まずは、この2つの説明文から。




亀山上皇銅像

13世紀後半の元(モンゴル)軍の来週の際に、「我が身をもって国難に代わらん」と伊勢神宮などに敵国の降伏を祈願された亀山上皇の故事を記念し、福岡県警務部長(現在の警察署長)だった湯地丈雄氏等の17年有余の尽力により、明治37年(1904年)元寇に縁あるこの地に建立されました。高さ約6メートルを誇るこの像の原型となった木彫像は、当時、高村光雲門下で活躍していた、博多櫛田前町生まれの彫刻家山崎朝雲の代表作のひとつで、現在は筥崎宮の奉安殿に安置されています。






桂の影 作者 山崎朝雲(1867-1954)

「桂の影」は昔のことばで「月の光」を表す。右手に兎を持ち、左手で卯月(旧暦の四月)が来るのを指折り数えている裸の童子は、桂の若葉が匂う春の月を象徴したもの。

山崎朝雲は福岡市が生んだ近代彫刻の巨匠。高村光雲に師事して、著名となり後年、日本芸術院会員、文化功労者などに選ばれた。
また、記念像の制作も数多く手がけ、東公園の「亀山上皇像」はその代表作。




と、この2つは彫刻家・山崎朝雲の作品ということになります。
彼が生まれた生まれた1867年というのは、元号で言うと慶応。
明治維新や幾多な戦争などを乗り越えて、80歳を越えてまで活躍されてこられました。


亀山上皇像は、東公園のシンボル。
東公園に福岡県庁が移転する前からあります。

桂の影があるのは、旧福岡市役所の跡地のそばであり、アクロス福岡前。
アクロス福岡ならびに天神中央公園は、福岡県庁の跡地に建設されています。

この2つの結び付き。偶然でしょうか。



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