2018年04月14日

熊本地震から2年(#1)熊本城天守閣の鯱を見る

今日で熊本地震から2年。
熊本城は大天守閣の上を覆っていた傘状のシートが外され、屋根瓦が葺かれていて、今月末には完了予定ですね。

ところで今月6日には、新しく作り直された大天守の鯱(しゃちほこ)が大天守閣に設置されました。

その鯱は、期間限定で「熊本城ミュージアム わくわく座」(旧「歴史文化体験施設 湧々座」)でお披露目&展示され、間近で観ることができました。
今回は、わくわく座で展示されていたときの様子を紹介します。


昨年8月30日から公開された、新しく作り直された天守閣の鯱。



大天守の鯱は、2月28日まで展示されました。

高さ119cm、幅47cm、奥行73cm、重さ100kg
製作:藤本康祐氏








熊本城の鯱の目は、上を向いているのが最大の特徴といえます。



小天守の鯱は現在も展示中で、こちらは来年の8月31日までの展示予定です。

高さ86cm、幅38cm、奥行60cm、重さ70kg
製作:藤本修悟氏










鯱の製作工程の写真パネルもありました。

1. 粘土練返し


2. 成形


3. 模様付け


4. 乾燥


5. 焼成(窯焼き)





熊本城天守閣の鯱にまつわる、興味深い記録が残っています。

最近だと、2007年に破損が見つかったことで、作り直されていたとういうこと。つまり、熊本地震で落下してしまった鯱は、短い期間だったのですね…。

さらに驚くことに、落下してしまった鯱も含め、藤本家3世代による製作という点です。
藤本康祐氏の父の藤本勝巳氏は7年前に亡くなられましたが、その当時の設計図が残されていたそうです。
もし、設計図が捨てられていたら…作り直されるのはいまよりも遅かったかもしれませんね。


復興に向かって、着実に動いています。
がんばろう熊本、がんばろう九州

先日、大分県中津市耶馬渓で発生した土砂崩れで被災された方々へ、遅ればせながら、お見舞い申し上げます。



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