2017年11月08日

博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺

博多ライトアップウォーク「博多千年煌夜」。


承天寺、東長寺、妙楽寺、円覚寺、本岳寺、善導寺、妙典寺、海元寺、正定寺、龍宮寺
櫛田神社、博多千年門、葛城地蔵尊


このなかから今回は、海元寺(かいげんじ)を紹介します。
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺


海元寺は浄土宗鎮西派に属し、応永3年(1396)大蓮社岌山上人によって開山されました。黒田長政公の入国時、現在の博多区千代町辺りから現在地に移されました。境内には閻魔堂と観音堂があり、平成28年6月に建て替えられました。閻魔堂には、槍持ちの源七が京都から閻魔像の首を持ち帰ったと言われる閻魔像が祀られ、観音堂には中呉服町の住人で、観音菩薩を深く信仰していた弥三
次の発願によって作られたという「西国三十三所観世音菩薩」が祀られています。毎年8月16日と1月16日には「えんま祭り」を開催しています。

地獄の支配者とされる閻魔大王と三途の川で着物を剥ぎ取る奪衣婆の像が祀られている閻魔堂と、その隣に祀られる三十三体の観音菩薩の金色に輝く極楽浄土の世界。この隣り合う地獄と極楽の世界の対比をライトアップにより一層際立たせます。
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺


閻魔大王の手前の奪衣婆は「こんにゃく婆さん」として親しまれています。こんにゃくを供えると、子供の病気を治し、母乳の出がよくなるとも。
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺


十王図特別展示
えんま祭りでのみ展示される十幅の地獄絵図、十王図が特別公開された。閻魔大王をはじめとする十人の地獄の大王による死者に対する裁判の様子、地獄の恐ろしさが事細かに描かれている。
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺


子育て地蔵
あまり知られていませんが、海元寺には古くから伝わる子育てのお地蔵さんがいらっしゃいます。名前を「山田地蔵尊」。
親しみを込めて「山田のお地蔵さん」と呼ばれています。(海元寺ホームページより)

博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺
山笠の法被姿がなんとも可愛らしいですね。



三界万霊塔
博多ライトアップウォーク2017「博多千年煌夜」(#2)海元寺
三界とは 私達が生まれかわり死にかわりするこの世界のことで、万霊とは ありとあらゆる精霊のことです。つまり、三界万霊塔とはこの世のありとあらゆる精霊をお祀りしている供養塔です
自分の先祖だけでなく、すべての精霊に供養することの大切さを教えるものです
仏様は浄土宗のご本尊、阿弥陀如来です
(現地説明板より)






潮音山 海元寺
福岡市博多区中呉服町10−5



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