2015年04月21日

龍宮寺の三宝大荒神の御開帳で見つけた山笠の古絵馬

龍宮寺の三宝大荒神の御開帳では、こんなものを見つけました。
明治14年旧暦6月に奉納されたという、古絵馬(掛け絵)がありました。
(古絵馬っていうたら、神社しかないイメージがあるのですが、便宜上、この記事ではそう使います。(^^; )

よ~~く、見てください。なんだかわかりますか?



そうです、博多祇園山笠の舁き山が描かれています。明治の頃の舁き山は15メートル近くもありました。その後、電線を敷設するなどで、現在の高さまで縮小され、さらに舁き山と飾り山は別とした経緯があります。

古絵馬など木板に山笠が描かれているというのは、藩に報告するためにあったとされています。(当時は当然ながらカメラはなかったころだったわけで)
旧暦6月=新暦で7月も含まれるので、山笠のデザインの下絵かなにかで間違いなさそう。


明治期といえば、下の資料写真のときと重なります。





※ どちらも、福岡市博物館のサイト( http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/300/index.html )からのスクリーンショットです。(__)




▼龍宮寺の入口にある、『旧小山町』の博多部旧町名石碑。(再掲)



ついでに、もうひとつ。


こちらは、明治12年奉納とあります。
山笠ではないように見えます。すでに風化による色褪せで何がなんだかわからないですが、絵は描かれていました…。

龍宮寺のある旧上小山町は、かつては呉服町流の流域。現在は西流に組まれています。
これらの古絵馬にかんして手掛かりがないかなと調べてみましたが、いま調べたなかでは見つからず。
流石に古いので、当時を知る人なんているわけもなく…。

この古絵馬そのものが貴重な資料であることには、間違いなさそうです。



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