2014年08月17日

松中信彦の言う恩返しとは




福岡ソフトバンクホークスの松中信彦。
1973年12月26日、熊本県八代市生まれの40歳。
背番号は3。ポジションは内野手。

1996年にドラフト2位(逆指名)で、福岡ダイエーホークスに入団。

1999年と2000年と二年連続優勝を経験してきたなかで、2014年現在、ホークスから離れたことがない、唯一の現役選手である。(ロッテには井口なんかもいるけれども。)

2004年には三冠王を獲得。以来、打者部門で三冠王を獲得した選手は未だに現れていない。


昨シーズン、交流戦における代打起用に不満を垂らし、試合後の優勝セレモニーに不参加。
以来、二軍に降格となり、一軍昇格することはなかった。

かつての三冠王に何が起きたのかと、疑うファンも少なくなかったろう。


今シーズンは、7月12日に一軍に昇格。
交流戦は準優勝で終わったが、波に乗った好調打線だけに、代打で起用。


7月21日に犠牲フライ。今シーズンの自身初打点。


8月10日、5回裏の場面で代打起用されて、日本ハムの大谷から、今シーズン自身はじめての適時打(タイムリー2ベースヒット)を打った。
これがチームの8連勝に繋がることになった。

2年ぶりのヒーローインタビューで、「いやあ、久しぶりなんで、やばいです。打席に立ってたくさんの…」と言ったっきり、黙ってしまう。
ファンの前で思わず、男泣きを見せてしまったのだ。
「どんなときもたくさんの声援をしてくださるファンのみなさんがいるので、何とかしよう、それだけでした」。



8月14日、8回に柳田のタイムリーでホークスは楽天と3対3の同点に持ち込んだ。

延長10回裏、2アウト満塁の場面で、代打として起用。
楽天の菊池に真っ向勝負。1球目はフルスイング。
しかし、2球目以降、菊池は制球が定まらぬのかボール球が続き、5球目もボール。フォアボールとなる。
これが結果的に三塁ランナーを押し出す形となり、ホークスに4点目が入って、あっけなく試合は終了。松中は一塁ベースを踏んで、グランドに駆け寄った選手たちと、勝利を喜んだ。

10日以来のヒーローインタビューに呼ばれた。
「今日は泣きません。大丈夫です」と、しっかりインタビューに答えた。



両日のヒーローインタビューでも口にしていた『(ファンのみなさんへの)恩返し』という言葉が、印象に残る。

その恩返しとは、先述とおり、昨シーズン途中から、一軍昇格することなく棒に振ってしまったことによる自身の不甲斐なさからなのか。それとも…

一回り以上も若い後輩たちに贈るものは何か…

次は、代打で特大ホームランを見せてくれ!
松中はファンにそれを見せたいんだろ!ファンは松中のそれを見たがっているに違いない!


今年で現役生活18年目。経験は豊富。
引退間近だともいうファンもやっぱり多いが。


けれども、彼なりの恩返しを果たして、いい形で引退してもらいたいものだ。



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Posted by けいたん at 09:00 │スポーツ