2013年09月03日

突然の大雨に備えて

7月下旬から、山口や島根など全国各地でも記録的な大雨となっている。

8月30日午後、福岡市では、福岡管区気象台の観測では1時間に70ミリを超える猛烈な雨が降った時間帯があった。
福岡市では、その前後でもかなりの雨量を観測している。

今回の福岡の大雨では、福岡市だけで10箇所以上で被害が出ている。
福岡市では今回も含めて、何度か冠水している。

それを食い止めようと、都市部の地下には、下水処理施設が整備されているが、今回も役に立ったとはいえないかも。


一番深刻なのが、今泉の国体道路周辺だった。

ここ戦前まで、薬院川(薬院新川とは別)が流れていて、戦後に行われた国民体育大会の開催にあわせて、埋め立てられた経緯がある。国体道路とよばれるのも、それが由来。
また、薬院六つ角から国体道路に抜ける道が「上人橋通り」と呼ばれているけど、上人橋はその薬院川に掛かっていた橋の名前。

この周辺は、大雨が降れば、あっという間に冠水してしまう。
だから、多くのビルなどでは、雨が建物に入ってこないように、浸水を防止するゲートや土のうがあらかじめ用意されている。
1999年の豪雨などによる冠水被害がきっかけで、整備されたのだ。

30日に自分が目の当たりにした大正通りの一部分での冠水。
水に浸かった高さは10cm位はあったとおもう。



この周辺もまた薬院川が警固小あたりで蛇行して流れていたところだ。

市が配布している、防災ハザードマップでみると、この周辺は斜線になっているのがわかる。
斜線は凡例によると、2009年豪雨により冠水・浸水したことを表す。国体道路も例外ではなかった。




今回、1時間で70ミリという雨が降ってしまえば、近所では冠水してしまうということを、身をもって知らせてくれた。
しかし、70ミリに満たなくても短時間の大雨でも、今回のことが起こりうるわけだ。


むしろ何ミリの雨が降ろうと、関係ないでしょう。
これまでの雨で、斜面などの地盤が緩くなり、災害を引き起こしやすくなるのだ。

中央区では、丘陵地の山を切り崩して、いまの地形に至るところがある。
突然起こるかもしれないわけで、油断はできないだろう。


ちなみに、天神地下街は、北から南に向かって、緩く下り坂になっているそうだ。
だから、仮に大量の雨水など(鉄砲水)が流れ込んできた場合は、逃げる際は、逆方向つまり北に向かって逃げるのが、得策と言われている。
予備知識として、覚えておくといいかもしれない。




まずは、自分の身を守り、そして、その場の状況を把握する。
それを、写真入りで誰かに伝える。

今回の冠水では、Twitterが大いに役立ちましたね。
というのも、自分以外にも、福岡市内各所で撮影された多くの写真が投稿されていたのだ。
YouTubeにアップした動画も含めて、まとめサイトに掲載されて、多くの反響があり、動画の再生回数も飛躍的に伸びている。


何が起こったかを共有することで、そこを通行していいのか、危険度はどれくらいかなどもわかる。
その後でもいいから、今後そこで、ああしろこうしろといった減災に結びつけることもできるかもしれない。


だからこそ、もっと行政にもしっかり対応していただきたいのですよ!


なによりも、自分の避難先を知ること。

避難先って、今回の大雨だけではなく、地震のときにも役に立つことはわすれてはいけません。
中央区はまた警固断層周辺にも多くの建物があり、2005年3月の福岡県西方沖地震でも、マンションなどで被害がありました。

困っている人がいたら、助けることもしよう。



今回の福岡市中心部における被害のまとめは、以下を参照されるといいでしょう。
現地リポートが、物語っています。(重複あり)

【現地画像ツイート】ゲリラ雷雨で福岡・ 天神で道路が川のように・・・!! 8月 30日
【冠水】福岡県が水没。天神がガチでヤバイってツイッターが話題【道路洪水】【水没】
台風15号、6年ぶりに九州上陸で福岡の中洲や天神などが冠水、31日夜にかけて更に激しく。



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Posted by けいたん at 09:00 │地域情報