2017年09月17日

ホークスのリーグ優勝と楽天の失速を振り返る




9月16日、福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりのパ・リーグ優勝を決めました。おめでとうございます!
130試合目にして優勝決定で、ここまで89勝41敗で、貯金48!

今季、引き分けとなった試合がまだ一度もないということにも、驚きを隠せません。

工藤監督1年目の2015年には、シーズン90勝を挙げましたが、そこまであと1勝でタイ記録。残り13試合でのさらに更新することは待ったなしです。

ちなみにプロ野球記録ともなっているのは、南海時代の99勝(1955年/143試合制)。さすがに、その勝利数に並ぶことは…どうでしょう。



さて、シーズン中はホークスと楽天が、一時期は珍しくマイナスがつくなどのゲーム差で、首位争いを幾度と繰り広げてきました。

ホークスの試合を条件に楽天にマジックがつくなんてこともいわれてきましたが、8月15日、ホークスが首位に再浮上。楽天は2位に転落。それ以降は、このままホークスが首位をキープしていきました。
8月30日には、ついに楽天が3位に転落…。

翌々日の9月1日には、ホークスにマジック16が点灯しました。
楽天は3位にいながら、残り試合数の関係上で、負けてことで、ホークスのマジックを1つずつ減らしてくれる対象のチームとなってしまいました。

ホークスは9月に入ってから連勝を重ねていったことでマジックを減らしていきました。楽天は前月に引き続いて負け試合が多くあり、ホークスのマジックはみるみるうちに減らしていきました。

そして、9月14日の西武戦に敗れたことで、ホークスはついにマジックを1としました。

これでホークスが優勝をするためには、西武との直接対決で勝つか引き分けることが条件になりました。


そして、昨日の直接対決にホークスが勝って、ついにリーグ優勝を決めたのです!


振り返ると、楽天は貯金が最大31もあったのが、13にまで減っていき(9月14日現在)、歴史的大失速ともいえる事態なったわけですが、その原因にあげてもいいのが、試合日程の組み方と怪我人の多さでしょう。


今シーズン、楽天は、前半戦の余裕があった試合日程の組まれていました。先発投手も5人で回せたことも大きかったといえます。

しかし、オールスター戦明けの後半戦からは、週6試合という普通の試合日程になったことで、先発投手も6人必要になってきました。

前半戦の余裕があったことと、雨天中止による残り試合数が多さもあるでしょうが、後半戦、徐々に響いてくることに…。

後半戦からの過密日程により、投手陣をはじめ、選手たちに疲労もたまってきたことでしょう。怪我人も出ました。怪我人が戦列に復帰しても、攻守などでミスがでるなど、あまり良くない感じ。

楽天の8月1日から9月14日までの38試合の結果を見ると、10勝26敗1分(他に中止が1試合)と大きく負け越していることがわかります。

西武からFAで今季移籍してきた岸は、7月27日のホークス戦から、勝ち星に恵まれず、二桁勝利はまだです。
逆に、西武の菊池が、楽天を昨年から10連勝と、カモにしています。


楽天のチーム全体で見て行けば、ホークスには7月27日から7連敗中、西武に対しては8月1日から11連敗中と、思わぬ形での苦しい状況が続いています。
ホークスとは残り4試合、西武とは2試合が残っていますが、果たして…。


梨田監督による、各試合における選手の起用法や采配に、ファンからも痛烈な批判が集まっていたのは事実です。
前半戦は、2番にペゲーロを置き、送りバントではなく打撃力で勝負。ホームランや打点を量産して『恐怖の2番』とか呼ばれていましたが、ペゲーロが怪我で離脱して、復帰してからは、スタメンが日替わり状態。あれこれ苦肉の策が続いています。


そうしたなかで、チームの雰囲気がよくないことで、試合でもすこしずつですが見えています
…。

なかでも、普段温厚だといわれているアマダーが、8月27日の日ハム戦で、上沢のインハイのボールに、思わず尻もちをついて転倒してしまい、怒りを顕にし、当該試合には警告が宣告されました。
さらには、9月1日のホークス戦でも見られました。東浜のインハイのボールに怒り、東浜を追っかけ回すなど、間一髪で乱闘に発展することはなかったものの、威嚇行為をしたということで、アマダーには退場処分を食らいました。
この試合で絶対的4番を欠いてしまい、ホークスにマジックの点灯を許してしまいました。東浜はアマダーの退場後も動揺を引きずることなく、14勝目をあげました。



ホークスも、シーズン前から、そしてシーズン途中からも、怪我人等はたくさん出てきました。
しかし、怪我人がでても困らないような選手層の厚さにも助けられたようにもおもえます。

ですが、勝った試合でも接戦も多かったのもまた、今季の特徴です。
試合の最後を締めくくる、守護神のサファテは、日本プロ野球記録の更新を含めて、前人未到の50セーブ以上を挙げています。このままどこまで記録を伸ばしていくことでしょう。(9月14日時点で51セーブ!)
今季のサファテは、いつのなく安定していました。ほぼ毎試合で、打者から三振を奪っています。得意なゾーンに投げきれていることも、大きな要因だそうです。
来日8年目の来季には、通算で250セーブを達成することでしょう。間違いなく、名球会入りとなりそうです。
そして来季オフには国内FA権を取得することも確実で、再来年以降は、外国人扱いの制約を受けなくて済みます。福岡とホークスを気に入っているようですし、セーブ機会の登板も減らしていくかもしれませんが、ぜひとも引き続き契約してほしいものです。


気づくと残りのレギュラーシーズンも1ヶ月を切りました。ホークスはクライマックスシリーズ進出も決めています。ヤフオクドームでのファイナルステージだけです。
クライマックスシリーズを突破すれば、日本シリーズです。
まだまだ戦いは続いていきますが、どのように調整していくかにも注目です。
  


Posted by けいたん at 10:00スポーツ地域情報